中村俊、香川、宇佐美らが登場 「個を磨き、違いを出せる選手に」 〜adidas New Football Summit〜

 スポーツ用品メーカーadidasの新作フットボールスパイク「X」と「ACE」が一般発売されるのに先駆け、記念イベントが30日、東京・両国国技館で開催された。「adidas New Football Summit」と題されたPRイベントでは、中村俊輔(横浜FM)、香川真司(ドルトムント)、宇佐美貴史(G大阪)、柴崎岳(鹿島)ら現役のトップクラス16選手が登場。ゲームを支配するプレーメーカー用に開発された「ACE」を履いた中村は、「包み込まれているような感じ。アッパーのところが柔らかくて反発性もあるので、僕のプレーの幅を広げてくれる」と感想を語った。

男子400M・金丸、V11! 福島は5年連続2冠を達成 〜日本陸上競技選手権〜

 28日、世界陸上競技選手権(8月、中国・北京)の日本代表選考会を兼ねた「第99回日本陸上競技選手権大会」最終日が行われた。男子400メートルは金丸祐三(大塚製薬)が46秒10で制し、11連覇を達成。男子100メートルは、高瀬慧(富士通)が10秒28で優勝した。女子は福島千里(北海道ハイテクAC)が11秒50で6連覇。5年連続で100&200メートルの2冠を成し遂げた。男子やり投げは新井涼平(スズキ浜松AC)が84メートル13の大会新で2連覇。男子走り幅跳びは菅井洋平(ミズノ)が4年ぶりに制した。女子5000メートルは尾西美咲(積水化学)が3連覇を達成し、男子5000メートルは村山紘太(旭化成)が初優勝を収めた。金丸、新井、菅井、尾西、村山は世界選手権代表に内定。高瀬、福島は200メートルに続き2種目目の世界選手権代表入りを果たした。  3日間行われた大会で男子9名、女子7名の計16名が世界選手権代表に内定。明日の日本陸上競技連盟の理事会で追加のメンバーが発表される。また大会MVPには、男子が砲丸投げで日本記録をマークした畑瀬聡(群馬綜合ガード)が、女子は短距離2冠を達成した福島千里(北海道ハイテクAC)が選ばれた。

なでしこ、岩渕のゴールで4強 準決勝はイングランドと 〜女子W杯準々決勝〜

 FIFA女子ワールドカップカナダ大会は日本時間28日、決勝トーナメント準々決勝でなでしこジャパン(日本女子代表、FIFAランキング4位)が、オーストラリア女子代表(同10位)と対戦した。なでしこは前半、攻勢をみせるもスコアレスで折り返す。後半もチャンスがありながら得点をあげられなかったが、42分にCKから最後は途中出場の岩渕真奈が押しこみ、決勝点を決める。ベスト4入りを果たしたなでしこは7月2日にイングランド女子代表(ランキング6位)と決勝進出をかけて戦う。 (エドモントン) 【得点】 [日本] 岩淵真奈(87分)

男子200M・藤光、5年ぶりのV 2位タイの高瀬とともに世界陸上内定 〜日本陸上競技選手権〜

 27日、世界陸上競技選手権(8月、中国・北京)の日本代表選考会を兼ねた「第99回日本陸上競技選手権大会」2日目が行われた。男子200メートルは藤光謙司(ゼンリン)が20秒32の自己ベストで優勝。5年ぶり2度目の優勝。藤光は2位タイに入った高瀬慧(富士通)とともに世界選手権代表入りを決めた。また1万メートルの鎧坂哲哉(旭化成)、走り高跳びの戸邉直人(つくばTP)、棒高跳びの荻田大樹(ミズノ)の男子3種目の優勝も世界選手権代表に内定。女子200メートルで5連覇を達成した福島千里(北海道ハイテクAC)も北京行きの切符を手にした。そのほかの種目では20連覇中の室伏広治(ミズノ)が欠場した男子ハンマー投げは野口裕史(群馬綜合ガード)が初優勝を収めた。

女子やり投げ・海老原、4連覇達成 女子1万M・西原は2連覇 ともに世界陸上代表内定 〜日本陸上競技選手権〜

 26日、世界陸上競技選手権(8月、中国・北京)の日本代表選考会を兼ねた「第99回日本陸上競技選手権大会」が新潟・デンカビッグスワンスタジアムで開幕した。女子やり投げは日本記録保持者の海老原有希(スズキ浜松AC)が59メートル11で4連覇を達成。海老原は既に派遣設定記録(63メートル34)を突破しているため、世界選手権代表に内定した。女子1万メートルは、昨年度の優勝者の西原加純(ヤマダ電機)が32分6秒48で優勝。参加標準記録をクリアしていた西原は、世界選手権行きの切符を手にした。

なでしこ、逃げ切って8強 準々決勝はオーストラリアと 〜女子W杯決勝トーナメント〜

 FIFA女子ワールドカップカナダ大会は日本時間24日、決勝トーナメント1回戦でなでしこジャパン(日本女子代表、FIFAランキング4位)が、オランダ女子代表(同12位)と対戦した。なでしこは前半10分、DF有吉佐織の代表初ゴールで先制する。その後もなでしこはパスがつながり、攻勢をみせる。後半33分にはMF阪口夢穂がミドルシュートを決め、待望の追加点。後半ロスタイムに1点を返されたものの、1点差で逃げ切り、ベスト8入りを果たした。なでしこは28日にオーストラリア女子代表(ランキング10位)と準々決勝を戦う。 (バンクーバー) 【得点】 [日本] 有吉佐織(10分)、阪口夢穂(78分) [オランダ] バン・デ・ヴェン(90+2分)

FC東京・太田が明かすFKの極意

 J1リーグ・ファーストステージで3位(6月23日現在)と好調のFC東京。チームを牽引するのは左サイドバックで攻守に躍動する太田宏介である。ここまでリーグ戦全試合に出場。左足から放たれるプレースキックはチームの得点源となっている。日本代表でもセットプレーを任されることもある国内屈指のキッカーに、二宮清純がその極意を訊いた。

小久保監督、代表選考は「ベテラン、中堅、若手のバランス重視」 〜プレミア12〜

 世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は22日、11月に日本と台湾で初開催される国際大会「プレミア12」の日程を発表した。世界ランキング1位の日本は、米国(同2位)、ドミニカ共和国(6位)、韓国(8位)、ベネズエラ(10位)、メキシコ(12位)と同組で、11月8日に札幌ドームで韓国との開幕戦を行う。その後、台湾に渡り、メキシコ(11日)、ドミニカ(12日)、米国(14日)、ベネズエラ(15日)の順に対戦する。16日からスタートする決勝トーナメントに進出するのは上位4カ国。都内の野球殿堂博物館で会見に臨んだ日本プロ野球組織(NPB)の熊崎勝彦コミッショナーは「何が何でも優勝しなくてはいけない大会。12球団が結束してトップオブトップのチームジャパンをつくる」と力を込めた。

白井&萱&長谷川、世界体操代表に決定 女子は15歳・宮川が初代表 〜全日本種目別選手権〜

 21日、世界体操競技選手権(10月、英国・グラスゴー)の日本代表最終選考会を兼ねた「第69回全日本体操種目別選手権」が東京・代々木第一体育館が行われた。男子は床運動(ゆか)で3連覇を達成した白井健三(日本体育大)が3大会連続での代表入り。あん馬で初優勝した萱和麿(順天堂大)と鉄棒で2位だった長谷川智将(日本体育大)が初の世界体操行きの切符を手にした。寺本明日香(中京大)ら5名が決まっていた女子は全日本選手権、NHK杯を含めた各選考会のポイントで最もポイントの高かった宮川紗江(セインツ体操クラブ)が選ばれた。

浦和、無敗でファーストステージ制覇 〜J1リーグ〜

 明治安田生命J1リーグのファーストステージは20日、第16節が行われ、首位の浦和レッズが、アウェーでヴィッセル神戸に1−1で引き分け、勝ち点を38に伸ばしてステージ優勝を決めた。今季の浦和は11勝5分と開幕からの無敗記録を更新。1試合を残して史上初めて負けなしでの優勝を達成した。浦和は年間王者を決める11月末からのリーグチャンピオンシップに出場する。

日本バスケ、制裁全面解除へ

 19日、国際バスケットボール連盟(FIBA)はスイスでエグゼクティブ・コミッティー(常務理事会)を開き、日本バスケットボール協会(JBA)に科していた資格停止処分を解除する方針を決めた。FIBAは今年1月から「JAPAN 2024 TASKFORCE」が主導したJBAの改革を評価。これにより代表活動再開が認められた。正式な全面解除は8月7日から3日間、東京で開かれるセントラルボードで決まる見通し。8月末から始まるリオデジャネイロ五輪アジア予選を兼ねたFIFBAアジア選手権に、日本代表は男女ともに出場できることとなった。

広島・新井コーチが分析、丸不振の原因

 侍ジャパンにも選ばれた広島・丸佳浩が開幕からバッティングで苦しんでいる。  ここまで打率.233、得点圏打率.154。開幕から主に3番を任されていたが、スタメン落ちや7番への降格も味わった。昨季は自己最高の打率.310、19本塁打を放った好打者に何が起こっているのか。12年オフから広島で打撃コーチを務め、丸の成績向上にも寄与した新井宏昌コーチに不振の原因を語ってもらった。

なでしこ、3連勝で1位通過 〜女子W杯グループリーグ〜

 FIFA女子ワールドカップカナダ大会は日本時間17日、グループCのなでしこジャパン(日本女子代表、FIFAランキング4位)が、エクアドル女子代表(同48位)と対戦した。既に決勝トーナメント進出を決めているなでしこは、スタメンを大幅に入れ替えて試合に臨み、前半5分、FW大儀見優季の今大会初ゴールで幸先良く先制する。その後もメンバーチェンジを行い、追加点を狙ったが、得点は生まれず、立ち上がりの1点のみで勝利した。3連勝でグループ1位通過となったなでしこは24日に決勝トーナメント1回戦を行う。 (ウィニペグ) 【得点】 [日本] 大儀見優季(5分)

男子ハンマー投げ・室伏、20連覇中の日本選手権を欠場

 15日、日本陸上競技連盟は26日から新潟で開催される「第99回日本陸上競技選手権」において、男子ハンマー投げにエントリーしていた2004年アテネ五輪金、12年ロンドン五輪銅メダリストの室伏広治(ミズノ)の欠場を発表した。これにより、1995年から続けていた連続優勝が20で途切れた。室伏は出場辞退の理由に<後輩たちに大きく伸びてもらいたいという想いから、自らがジャンプ台の役割になれればと日本選手権に出場してきましたが、昨年20連覇を達成し、その役割は果たしたと思っております。1992年から出場してきましたが、いつまでも自分が出場し続ける事によって後輩が育たないとも感じています>とコメントを寄せた。今大会は世界選手権(8月・北京)の選考会を兼ねている。室伏は日本選手権の欠場により、北京行きも断念する見通しだ。

なでしこ、決勝トーナメント進出 カメルーンに辛勝 〜女子W杯グループリーグ〜

 FIFA女子ワールドカップカナダ大会は日本時間13日、グループCのなでしこジャパン(日本女子代表、FIFAランキング4位)が、カメルーン代表(同53位)と対戦した。なでしこは、前半6分、左サイドハーフで起用したDF鮫島彩のゴールで先制。17分にはCKからFW菅澤優衣香がヘディングシュートを決めて追加点をあげる。後半は相手のパワープレーに押しこまれ、終了間際にFWアジャラ・ヌシュットに1点を返されたが、しのぎ切った。連勝となったなでしこはグループ2位以上が確定し、決勝トーナメント進出が決まった。 (バンクーバー) 【得点】 [日本] 鮫島彩(6分)、菅澤優衣香(17分) [カメルーン] アジャラ・ヌシュット(90分)

なでしこ、スイスに勝利 白星スタート 〜女子W杯グループリーグ〜

 FIFA女子ワールドカップカナダ大会は日本時間9日、グループCのなでしこジャパン(日本女子代表、FIFAランキング4位)が初戦を迎え、スイス代表(同19位)と対戦した。なでしこは、前半29分、PKを獲得。主将のMF宮間あやが落ち着いて決めて先制する。後半は追加点を奪えず、相手の反撃にゴールを脅かされる場面もあったが、1点を守り切った。 (バンクーバー) 【得点】 [日本] 宮間あや(29分)

浦和、開幕15戦無敗 次節引き分け以上で優勝 〜J1リーグ〜

 7日、明治安田生命J1リーグ・ファーストステージ第15節が各地で行われた。埼玉スタジアムでは首位の浦和レッズが、17位の清水エスパルスと対戦。勝てば他会場の結果次第で、ファーストステージの優勝が決まる浦和は、後半7分にFW興梠慎三のゴールで先制。最後までこのリードを守り切り、1−0で勝利した。これで浦和は開幕から15戦無敗のJ1リーグ記録を更新し、勝ち点を37に積み上げた。しかし、2位のガンバ大阪が、12位のヴィッセル神戸と0−0で引き分けたため、優勝は次節以降へと持ち越しとなった。1試合消化の少ないG大阪は、勝ち点28で暫定4位に後退。柏レイソルを破ったサンフレッチェ広島が同2位、松本山雅FCを下したFC東京が同3位に浮上した。

「20キロで金を狙う!」。競歩世界記録保持者・鈴木雄介、リオへ誓う

 世界最速のウォーカーが日本にいることをご存知か。今年3月、世界選手権の代表選考を兼ねた全日本競歩能美大会の男子20キロ競歩で鈴木雄介(富士通)が1時間16分36秒の世界新で優勝した。陸上競技の日本人男子では半世紀ぶりの世界記録樹立。一躍、注目が集まった。鈴木は8月に控える世界選手権(北京)で金メダルを狙う。“世界最速”の称号を手にした日本陸上界期待の星に、二宮清純が北京からリオデジャネイロ五輪、その先への思いを訊いた。

贈収賄騒動のFIFA、ブラッター会長が辞意

 国際サッカー連盟(FIFA)のゼップ・ブラッター会長が2日、スイス・チューリッヒのFIFA本部で緊急会見を開き、辞意を表明した。会見では次期会長を選出する臨時総会の早期開催を求め、自身は立候補しないことを明言した。ブラッター会長は1998年から会長に就任し、5月29日には5選を果たしたばかり。しかし、幹部経験者が複数逮捕される贈収賄事件が勃発し、ブラッター会長自身もスイスの検察当局から事情聴取する可能性を報じられ、その対応に反発の声が強まっていた。

錦織、フルセットに持ち込むも4強ならず 〜テニス全仏オープン〜

 テニスのグランドスラム大会、全仏オープンは2日、男子シングルス準々決勝が行われ、世界ランキング5位の錦織圭(日清食品)は、同15位でジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)にフルセットの末に敗れ、日本人では佐藤次郎(1931年、33年)以来となるベスト4入りを逃した。地元選手相手で完全アウェーの中での試合となった錦織は、第1、第2セットを連続で落とす。第3、第4セットは逆に連取して最終セットに持ち込んだが力尽きた。

日本バスケ、制裁は6月に部分解除 全面解除は8月の見通し

 2日、日本バスケットボール協会(JBA)の改革を主導する「JAPAN 2024 TASKFORCE」の第6回会議が都内で行われた。JBAの制裁解除を決議する6月の国際バスケットボール連盟(FIBA)セントラルボードが8月に延期。「JAPAN 2024 TASKFORCE」のコーチェアマンを務めるFIBAのインゴ・ヴァイス財務部長は、6月19日のエグゼクティブコミッティーでは女子U-16代表、ユニバーシアード代表の国際大会出場と代表チームのがリオデジャネイロ五輪予選に向けた活動が認められる見通しであることを明かした。全面解除の可否は開催地を東京に変更した8月のセントラルボードで決まる。また「JAPAN 2024 TASKFORCE」は来年10月開幕予定の男子新リーグについては、入会の申し込みがあった全47クラブ中43クラブの入会を承認した。

汚職事件騒動のFIFA、ブラッター会長が5選

 国際サッカー連盟(FIFA)は29日、スイス・チューリヒで開いた総会で会長選を行い、スイス出身で現職のゼップ・ブラッター会長が5選を決めた。任期は2019年までの4年間。FIFAではジャック・ワーナー元副会長(トリニダード・トバゴ)を含む14人が贈収賄などの罪で米国司法省に起訴されたばかり。汚職問題はまだまだ広がりをみせており、欧州サッカー連盟が会長選の延期を求めるなど反発し、対抗馬であるヨルダンのアリ・ビン・フセイン王子を支持した。ブラッター会長は133票で選出に必要な3分の2の票数を集められなかったが、73票のアリ王子が勝ち目がないと判断して決戦投票を辞退したため、再選が決定した。

イタリアに完封勝ち 連勝でW杯へ 〜キリンチャレンジカップ〜

 キリンチャレンジカップ2015が28日、南長野運動公園総合球技場で行われ、なでしこジャパン(日本女子代表、FIFAランキング4位)はイタリア代表(同13位)と対戦した。W杯前に最後の実戦となったなでしこは、前半は得点を奪えなかったが、後半9分、FW大儀見優季が先制ゴールをあげる。その後は危ないシーンもありながら、しのぎ切り、24日のニュージーランド戦に続き、1−0で逃げ切った。 (長野) 【得点】 [日本] 大儀見優季(54分)

鳥原会長「新たな発展を成し遂げる責任がある」 〜日本障がい者スポーツ協会創立50周年記念式典〜

 26日、日本障がい者スポーツ協会(JPSA)は都内で創立50周年記念式典を行った。式典には2020年東京五輪・パラリンピック競技大会組織委員会の森喜朗会長らスポーツ界、政財界などから約300人が出席した。JPSAの鳥原光憲会長は関係者各位に感謝の意を述べ、「障がい者スポーツ50年の歴史をしっかりと受け継ぐとともに、時代の変化に的確に対応し、新たな発展を成し遂げていく責任があります」と抱負を語った。

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