ハヤブサジャパン、男女ともに連勝 〜バスケットボール日本代表国際強化試合〜

 16日、バスケットボール日本代表国際強化試合が東京・代々木第二体育館で行われ、女子日本代表は女子チャイニーズ・タイペイ代表を74−33で下した。女子日本代表は13日からスタートした強化試合3連戦を3連勝。今月29日から開催されるリオデジャネイロ五輪アジア予選を兼ねたFIBAアジア選手権(中国・武漢)に弾みをつけた。一方、男子代表はチェコ代表と対戦し、75−61で破った。昨日に続き連勝、通算成績を2勝1敗とした。男子は来月23日にリオ五輪アジア予選を兼ねたFIBAアジア選手権(中国・長沙)に出場する。 【第1P】19−14【第2P】20−8【第3P】16−9【第4P】19−2

中村順司、PL出身選手はなぜ成功したのか

 清原和博、立浪和義、宮本慎也、松井稼頭央――。4人の2000本安打達成者をはじめ、桑田真澄、野村弘樹、片岡篤史、今岡誠、福留孝介らプロで活躍した多くの人材を育てたのが、元PL学園高監督の中村順司だ。彼らがプロで成功できた理由はどこにあるのか。現在は母校の名古屋商科大を率い、指導者生活を続ける69歳に二宮清純が話を訊いた。

瀬戸、男子400M個人メドレー連覇! リオ五輪内定 〜世界水泳〜

 現地時間9日、水泳の世界選手権17日目、競泳最終日がロシア・カザンで行われ、男子400メー個人メドレー決勝は前回王者の瀬戸大也(JSS毛呂山)が4分8秒50で制し、金メダル獲得した。瀬戸は日本人初の連覇を達成し、来年のリオデジャネイロ五輪代表に内定。男子400メートメドレーリレー決勝は米国が2大会ぶりに優勝した。入江陵介(イトマン東進)、小関也朱篤(ミキハウス)、藤井拓郎(コナミ)、塩浦慎理(イトマン東進)の日本は6位入賞。上位12カ国までに与えられるリオ五輪出場枠を手にした。女子400メートルメドレーリレー決勝は中国が制し、赤瀬紗也香(日本体育大)、渡部香生子(JSS立石)、星奈津美(ミズノ)、内田美希(東洋大)で臨んだ日本は8位で入線したが、引き継ぎ違反により失格となった。トビウオジャパン(競泳日本代表の愛称)が今大会で獲得したメダルは4(金3、銀1)個。総数は前回のスペイン・バルセロナ大会から2個減ったものの、金メダル数は過去最多となった。

日本バスケ、FIBAからの制裁解除

 9日、国際バスケットボール連盟(FIBA)は都内でセントラルボードを行い、昨年11月に日本バスケットボール協会(JBA)に科していた資格停止処分を全面解除した。日本は8月末より中国・武漢でスタートするリオデジャネイロ五輪アジア予選を兼ねたFIBAアジア選手権へ正式に出場できることになった。

二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新) : 100分の1秒をめぐる物語

「世界一速い男」を決める陸上男子100メートル決勝は五輪の華である。スタートの号砲が鳴った瞬間、スタジアムにはフラッシュの花がいっせいに咲き誇る。五輪でこの種目、決勝を走った日本人は1932年ロサンゼルス大会の吉岡隆徳ひ […]

二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」 : 「無事是名馬也」谷繁元信 <後編>

中国山地の山あいにある広島県比婆郡東城町(現・庄原市)で生まれた谷繁は地元の強豪・広島県立広島工高(通称・県工)を受験したが失敗、二次募集で島根県の江の川高(現・石見智翠館高)に進んだ。甲子園には2年と3年の夏、2度、出 […]

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新) : 第586回 記憶と記録に残る高校野球の伝説(元PL学園監督・中村順司)

100周年を迎える高校野球にあって、10勝以上を記録している監督の中で、最高勝率(8割5分3厘)を誇るのがPL学園を率いて春夏合わせて6回の優勝を達成した中村順司である。実に58勝10敗。現在は愛知大学野球連盟に所属する […]

なでしこ、中国との最終戦は勝利 〜女子東アジア杯〜

 EAFF女子東アジアカップは8日、中国・武漢でなでしこジャパン(日本女子代表、FIFAランキング4位)が、中国女子代表(同14位)と対戦した。2連敗で優勝の可能性が消滅したなでしこはチャンスはつくるものの、ゴールをこじ開けられない。ようやく試合終了間際に途中出場のMF横山久美の先制弾が生まれ、アディショナルタイムにはMF杉田亜未のミドルシュートで突き放した。なでしこは1勝2敗の3位で大会を終えた。 (武漢) 【得点】 [日本] 横山久美(88分)、杉田亜未(90+3分)

渡部、女子200M平泳ぎV! 日本勢連日の金&リオ五輪内定 〜世界水泳〜

 現地時間7日、水泳の世界選手権15日目がロシア・カザンで行われ、競泳女子200メー平泳ぎ決勝は渡部香生子(JSS立石)が2分21秒15で制し、金メダル獲得した。金藤理絵(Jaked)は6位だった。渡部は来年のリオデジャネイロ五輪代表に内定。男子800メートルフリーリレー決勝はイギリスが優勝。日本は全体10位で予選落ちだったが、上位12カ国までに与えられるリオ五輪出場枠を手にした。メダル獲得が期待された男子200メートル背泳ぎの入江陵介(イトマン東進)は4位、男子200メートル平泳ぎの小関也朱篤(ミキハウス)は5位だった。

星、女子200Mバタフライで女子初の金メダル! リオ五輪内定 〜世界水泳〜

 現地時間6日、水泳の世界選手権14日目がロシア・カザンで行われ、競泳女子200メートルバタフライ決勝で、ロンドン五輪同種目銅メダリストの星奈津美(ミズノ)が2分5秒56で優勝した。星は世界選手権自身初の表彰台で、日本女子初の金メダル獲得。これにより、来年のリオデジャネイロ五輪代表に内定した。女子800メートルフリーリレー決勝は米国が7分45秒37で制した。日本は五十嵐千尋(日体大)、池江璃花子(ルネサンス亀戸)、持田早智(ルネサンス幕張)、青木智美(STSC.YW)で臨み、7分54秒62で7位入賞。男女400メートルフリーリレーに続き、リオ五輪の出場枠を獲得した。

横川会長「本気の気持ちで頂点を目指してほしい」 〜世界陸上日本代表結団式〜

 6日、日本陸上競技連盟は22日に開幕する世界選手権北京大会の日本代表選手団結団式を東京・スカイツリーイーストタワーで行った。日本選手団は前回のモスクワ大会の「メダル1、入賞7」を上回る「メダル2、入賞6」を目指す。式典には男子選手28名、女子選手4名が出席した。男子の主将には2大会連続3回目の出場となる短距離の藤光謙司(ゼンリン)が初選出。女子は4大会連続出場のやり投げ・海老原有希(スズキ浜松AC)が2大会連続で任された。現時点で男子32名、女子12名が計44名が代表に決定。最年少は短距離のサニブラウン・アブデル・ハキーム(城西大城西高)の16歳5カ月で、レースに出場すれば、日本選手史上最年少となる。今後、リレー3種目(男女1600メートルリレー、女子400メートルリレー)は出場権の獲得次第で、メンバー追加の可能性もある。

なでしこ連敗、韓国に逆転負け 〜女子東アジア杯〜

 EAFF女子東アジアカップは4日、中国・武漢でなでしこジャパン(日本女子代表、FIFAランキング4位)が、韓国女子代表(同17位)と対戦した。4失点で敗れた北朝鮮戦から大幅にスタメンを入れ替えたなでしこは前半29分にMF中島依美のゴールで先制。しかし、後半に入って同点に追いつかれる。タイスコアのまま、引き分けかと思われた後半アディショナルタイムには相手に直接FKを決められ、逆転負けを喫した。連敗となったなでしこは優勝の可能性が消えた。 (武漢) 【得点】 [日本] 中島依美(29分) [韓国] ジョ・スヒャン(53分)、ツァン・カユル(90分+1分)

渡部、女子200M個人メドレーで銀メダル! 3種目で世界新が誕生 〜世界水泳〜

 現地時間3日、水泳の世界選手権11日目がロシア・カザンで行われ、競泳女子200メートル個人メドレー決勝で渡部香生子(JSS立石)が2分8秒45の日本新記録をマークし、2位に入った。渡部は世界選手権自身初のメダルを獲得した。優勝はカティンカ・ホッスー(ハンガリー)で、2分6秒12の世界記録を更新した。女子100メートルバタフライ決勝は、サラ・ショーストレム(スウェーデン)が55秒64で制し、自身が準決勝で叩き出した世界記録を更に上回った。女子1500メートル自由形予選では、ケイティ・レデッキー(米国)が15分27秒71の世界新記録をマークした。

Back to TOP TOP