女子バスケ、リオ五輪決定 〜FIBAアジア選手権〜

 5日、女子バスケットボールのリオデジャネイロ五輪アジア予選を兼ねたFIBAアジア選手権決勝が中国・武漢で行われ、女子日本代表(世界ランキング15位)は、女子中国代表(同8位)を85−50で下し、連覇を達成した。日本は2004年アテネ五輪以来、3大会ぶり4回目の五輪出場を決めた。敗れた中国と3位に入った韓国代表(同12位)は世界最終予選に回った。 【第1Q】23−11【第2Q】21−11【第3Q】24−12【第4Q】17−16

川上直子、女子サッカーの未来のために

 カナダW杯では準優勝を果たしたなでしこジャパンだが、若手主体で臨んだ東アジア杯(中国・武漢)では1勝2敗の3位に終わった。世代交代を視野に入れつつ、世界の中で勝ち続けるためには、どうすべきか。キャプテンの宮間あやが口にした「ブームを文化に」という言葉を具体化することも日本の女子サッカーには求められている。現役時代はアテネ五輪に出場し、現在は解説や子どもたちへの指導と多方面で活躍する川上直子に、なでしこの今後の課題を二宮清純が訊いた。

カンボジアに苦しみながら3得点勝利 〜ロシアW杯アジア2次予選〜

 2018FIFAワールドカップロシアのアジア2次予選(兼アジアカップ2019予選)が3日、埼玉スタジアムで行われ、日本代表(FIFAランキング58位)はカンボジア代表(同180位)に3−0で勝利した。立ち上がりから攻勢をみせた日本は前半28分、MF本田圭佑のミドルシュートで先制。後半に入っても一方的な展開の中、DF吉田麻也、MF香川真司が追加点をあげ、リードを広げた。 (埼玉) 【得点】 [日本] 本田圭佑(28分)、吉田麻也(50分)、香川真司(61分)

第10回 濱田真由(テコンドー)「金メダルのその先へ」

「リオの風」は、株式会社アライヴンとのタイアップコーナーです。来年のリオデジャネイロ五輪、パラリンピックや国際大会を目指すアスリートを毎回招き、アライヴンの大井康之代表との対談を行っています。各競技の魅力や、アライヴンが取り扱うインヴェル製品を使ってみての感想、大舞台にかける思いまで、たっぷりと伺います。  今回は、5月のテコンドー世界選手権女子-57キロ級で日本人初の金メダルを獲得した濱田真由選手の登場です。

日本、黒星スタート 〜IBSAブラインドサッカーアジア選手権〜

 2日、リオデジャネイロパラリンピックのアジア予選を兼ねたIBSAブラインドサッカーアジア選手権が東京・代々木競技場フットサルコートで開幕した。パラリンピック初出場を目指す日本代表(世界ランキング9位)は、アジアの強豪・中国代表(同5位)と対戦。日本は堅い守りで前半をスコアレスで終えたが、後半7分にセットプレーからFPワン・ヤーフォンに決められ、先制を許す。時間をうまく使う試合巧者に対し、反撃も及ばず無得点のままタイムアップ。0−1で惜しくも敗れ、初戦を落とした。その他の試合はイラン代表が5−0でマレーシアに、韓国代表が6−0でインド代表に勝利した。 (代々木) 【得点】 [中国] ワン・ヤーフォン(32分)

大会エンブレム使用中止 デザインの盗用は否定 〜東京五輪・パラリンピック〜

 1日、2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会はアートディレクターの佐野研二郎氏がデザインした大会エンブレムの使用中止を発表した。この日、組織委員会のオフィスを訪れた佐野氏と会談し、取り下げの申し出を受け、組織委と審査委員と話し合った上で決断。森善朗会長をはじめ、遠藤利明五輪担当大臣、舛添要一都知事らが出席した調整会議で了承した。組織委はデザインの盗用については改めて否定したが、「国民の理解は得られない」という判断で撤回を決めた。新たなエンブレムについては、再度公募を行うことを明らかにした。

マドンナ松山、史上最高の準優勝 〜伊予銀行杯 第11回全日本女子硬式野球選手権大会〜

 マドンナ松山、創設10年目の快挙だ。  高校、大学、社会人の女子硬式野球チームが集まり、日本一を決定する「全日本女子硬式野球選手権大会」が8月1日から5日間、愛媛県松山市のマドンナスタジアム、坊っちゃんスタジアムを会場に行われた。11回目を迎えた今回は33チームが全国から参加。トーナメント方式の大会で愛媛の「マドンナ松山」は初の準優勝に輝いた。

37歳・大野、筑波大・福岡、早大・藤田らが代表入り 〜W杯代表31名発表〜

 日本ラグビー協会は31日、9月に開幕するW杯イングランド大会に出場する日本代表最終登録メンバー31名を発表した。選ばれたのは、3大会連続出場でチーム最年長(37歳)となるLO大野均や主将を務めるFLリーチ・マイケルら。学生で代表入りした筑波大のWTB福岡堅樹、早稲田大のWTB藤田慶和など20名は初のW杯となる。都内ホテルで会見に臨んだエディー・ジョーンズヘッドコーチ(HC)は「日本のラグビーを変える気持ちで戦ってきた。イングランドでは究極の試練が待っている。ベスト8に入る」と決意表明した。

和田恋(巨人/高知県土佐郡土佐町出身)最終回「1軍昇格への課題」

 2軍で4番を張り続けている今季、和田恋はバッティングフォームの修正に取り組んでいる。高校時代からの左足を大きく上げるスタイルから、すり足に近いステップに変更した。 「(2軍の)岡崎郁監督からのアドバイスで、確率を上げるためにバッティングをシンプルにしようと変えました」

6年ぶり、念願の国体出場! 〜ダイキ弓道部〜

 待ちに待った国体切符だ。  8月23日、愛媛県県営弓道場(松山市)で開催された国体四国ブロック予選で、ダイキ弓道部の北風磨理、山内絵里加、玉木里奈の3選手で構成された愛媛県成年女子代表は、近的、遠的ともトップの成績を収めた。結果、総合1位となり、上位2県に与えられる国体出場権を獲得した。同種別で愛媛県勢が国体に出るのは2009年以来6年ぶり。苦しい日々を乗り越えて、大舞台への挑戦権を手にした彼女たちに話を訊いた。

女子マラソン・伊藤、7位入賞でリオ五輪切符獲得 〜世界陸上〜

 30日、中国・北京で開催の第15回世界陸上競技選手権最終日が行われ、女子マラソンは伊藤舞(大塚製薬)が2時間29分48秒で7位入賞を果たした。伊藤は日本人トップで8位以内に入り、リオデジャネイロ五輪代表に内定。優勝はマレ・ディババ(エチオピア)が、トラック勝負までもつれたデッドヒートを制し、2時間27分35秒でフィニッシュした。その他の日本勢は、前田彩里(ダイハツ)が2時間31分46秒で13位、重友梨佐(天満屋)が2時間32分44秒で14位だった。

男子50キロ競歩・谷井、銅獲得でリオ五輪内定! ボルト、史上初の2大会連続3冠 〜世界陸上〜

 29日、世界陸上競技選手権8日目が中国・北京で行われ、男子50キロ競歩は谷井孝行(自衛隊体育学校)が3時間42分55秒で3位に入り、銅メダルを獲得した。競歩種目で世界選手権のメダルは日本人初。谷井は日本陸上競技連盟が定めた入賞以内で日本人トップという条件を満たし、リオデジャネイロ五輪代表に内定した。優勝は今シーズン世界ランキング1位のマティ・トス(スロバキア)。トスは序盤からひとり抜け出すと、独歩状態に入った。後続を突き放し、3時間40分32秒で逃げ切った。その他の日本勢は荒井広宙(自衛隊体育学校)が4位、山崎勇喜(自衛隊体育学校)が34位だった。男子400メートル決勝はジャマイカが4連覇を達成。アンカーを務めたウサイン・ボルトは2大会連続の3冠を成し遂げた。男子十種競技は前回王者のアシュトン・イートン(米国)が自らが持つ世界記録を更新する9045点で連覇した。

バスケ新リーグ、1〜3部振り分け決定

 29日、ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(JPBL)は来年10月にスタートする新リーグの参加チームの階層分けを発表した。7月に決まっていた20クラブに加え、残りの25クラブが1〜3部に振り分けられた。新たに1部6クラブ(レバンガ北海道、日立サンロッカーズ東京、横浜ビー・コルセアーズ、新潟アルビレックスBB、富山グラウジーズ、滋賀レイクスターズ)、2部13クラブ(岩手ビッグブルズ、パスラボ山形ワイヴァンズ、サイバーダイつくばロボッツ、群馬クレインサンダーズ、東京エクセレンス、アースフレンズ東京Z、信州ブレイブウォリアーズ、西宮ストークス、広島ドラゴンフライズ、島根スサノオマジック)、3部6クラブ(埼玉ブロンコス、東京海上日動ビッグブルー、東京サンレーヴス、東京八王子トレインズ、金沢武士団、ライジング福岡)が決定。これにより全45クラブのすべての振り分けが完了した。また併せて1、2部は東・中・西の3地区制導入することを明らかにした。

高知・藤川、完投も初黒星 〜アイランドリーグ〜

8月29日(土) ◇後期 (香川4勝1敗、レクザム、1,390人) 高知ファイティングドッグス 1 = 001000000 勝利投手 太田(2勝4敗) 敗戦投手 藤川(1勝1敗) セーブ   田村(3勝0敗3S) 本塁打  (高)アブレイユ1号ソロ        (香)宗雪5号ソロ

ハヤブサジャパン・吉田、挑戦者の気持ちで連覇狙う

 29日から中国・武漢で女子バスケットボールのリオデジャネイロ五輪アジア予選を兼ねたFIBAアジア選手権がスタートする。優勝チームのみがリオへの切符を手にし、2位3位が最終予選に回る。ハヤブサジャパン(バスケットボール日本代表の愛称)は主将のPG吉田亜沙美(JX-ENEOSサンフラワーズ)を中心とした“走るバスケ”で、3大会ぶりの五輪出場を目指す。二宮清純がハヤブサジャパンの司令塔に意気込みを訊いた。

ボルト、男子200M4連覇! 〜世界陸上〜

 27日、第15回世界陸上競技選手権6日目が中国・北京で行われ、男子200メートル決勝はウサイン・ボルト(ジャマイカ)が19秒55の今シーズン世界最高記録で同種目4連覇を達成した。ボルトは今大会2冠目、世界選手権通算10個目の金メダル獲得となった。2位にはジャスティン・ガトリン(米国)、3位にはアナソ・ジョボドワナ(南アフリカ)が入った。女子400メートル決勝はアリソン・フェリックス(米国)が49秒26の今シーズンベストで初優勝。フェリックスは世界選手権通算9個目の金メダル獲得で、自身の持つ女子最多記録を更新した。

遠藤、米倉が代表入り 東アジア杯でのアピールが奏功 〜ロシアW杯アジア2次予選メンバー発表〜

 日本サッカー協会は27日、「2018FIFAワールドカップロシア アジア2次予選兼AFCアジアカップUAE2019予選」のカンボジア代表戦(9月3日、埼玉)とアフガニスタン代表戦(8日、テヘラン)に出場する日本代表23人を発表した。海外組からはFW本田圭佑(ACミラン)、MF香川真司(ドルトムント)、DF長友佑都(インテル)らに加え、今季からマインツに移籍したFW武藤嘉紀が選出された。中国で行なわれた東アジア杯での戦いが評価されたMF遠藤航(湘南ベルマーレ)、DF米倉恒貴(ガンバ大阪)は引き続き、メンバー入りを果たし、所属先が未定のGK川島永嗣の招集は見送られた。会見に臨んだヴァイッド・ハリルホジッチ監督は「勝たないといけない、点を獲らないといけない」と強い意気込みを見せた。

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