奥原、スーパーシリーズ初制覇! 〜ヨネックスオープン〜

 13日、世界バドミントン連盟(BWF)公認のスーパーシリーズ(SS)「第34回ヨネックスオープンジャパン2015」最終日が東京体育館で行われ、女子シングルス決勝はBWF世界ランキング9位の奥原希望(日本ユニシス)が同10位の山口茜(勝山高)をストレートで下した。奥原はSS初制覇。山口は2年ぶり2回目の優勝はならなかった。男子シングルスはリン・ダン(中国)がヴィクター・アクセルセン(デンマーク)を破り、9年ぶりの3回目のヨネックスオープン優勝を果たした。その他の種目では、女子ダブルスはツァオ・ユンレイ&ツォン・チャンシン組(中国)が、混合ダブルスはヨアキム・フィッシャー・ニールセン&クリスティナ・ペダセン組(デンマーク)、男子ダブルスはイ・ヨンデ&ユー・ヨンソン組(韓国)が制した。

福島、富山が後期優勝! 〜BCリーグ〜

 ルートインBCリーグの前期シーズンは13日、FUTURE-Eastで優勝へのマジックを1としていた首位・福島ホープスが勝利し、新規参入1年目で後期優勝を果たした。またADVANCE-Westでも優勝へのマジックを1としていた首位・富山GRNサンダーバーズが勝って7年ぶり2度目の後期制覇を達成した。ともに前期の地区最下位からチームを立て直し、8月末から福島は8連勝、富山は5連勝を収めて抜け出した。18日から始まる地区チャンピオンシップ(2戦先勝制)では福島は前期優勝の新潟と対戦。2年連続出場となる富山は前期を制した福井と激突する。

山口vs.奥原――女子シングルスは日本人対決 男女ダブルスの日本勢は準決勝敗退 〜ヨネックスオープン〜

 12日、世界バドミントン連盟(BWF)公認のスーパーシリーズ(SS)「第34回ヨネックスオープンジャパン2015」が東京体育館で各種目準決勝が行われた。女子シングルスはBWF世界ランキング10位の山口茜(勝山高)が同7位のワン・シーシャン(中国)を、同9位の奥原希望(日本ユニシス)が同3位のタイ・ツーイン(チャイニーズ・タイペイ)を下し、決勝に進出。山口がSS初優勝を果たした2013年以来の日本人対決となった。その他の日本勢は男子ダブルスの早川賢一&遠藤大由組(日本ユニシス)は中国ペアに、女子ダブルスの松尾静香(NTT東日本)&内藤真実(ヨネックス)組はデンマークペアに敗れ、準決勝で敗退した。

愛媛、3年ぶり後期V! 〜アイランドリーグ〜

 四国アイランドリーグPlusの後期シーズンは12日、優勝へのマジックを1としていた首位の愛媛マンダリンパイレーツが勝利し、3年ぶり3回目の後期優勝が決まった。前期は5月に入って失速し、2位に終わった愛媛は正田樹、小林憲幸の元NPBの2本柱に、東風平光一が後期3勝をあげて強力先発陣を形成。課題だった打線も1番の高田泰輔、中軸のザック・コルビーが後期は3割を超える打率で牽引した。8月下旬からは9連勝を飾り、一気にゴールに飛び込んだ。創設11年目で初の年間王者を目指す愛媛は、20日からのリーグチャンピオンシップ(3戦先勝制)で前期優勝チームの香川と対戦する。

愛媛、8連勝でM1! 〜アイランドリーグ〜

9月11日(金) ◇後期 (愛媛5勝2敗1分、四国Cスタ丸亀、189人) 香川オリーブガイナーズ  1 = 000010000 勝利投手 伴(5勝2敗) 敗戦投手 原田(3勝5敗) セーブ   高原(2勝2敗3S) 本塁打  (愛)コルビー3号ソロ

鈴木大地氏、スポーツ庁初代長官に決定

 11日、政府は閣議を行い、10月1日に発足するスポーツ庁の初代長官に日本水泳競技連盟の鈴木大地会長を起用する人事を決めた。鈴木会長は1988年ソウル五輪男子100メートル背泳ぎの金メダリスト。48歳と若いが、2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会のアスリート委員会委員長、JOCの理事を務めるなど水泳界のみならず各方面でリーダーシップを発揮している。任期は2年。2020年東京五輪・パラリンピックに向けた強化や、スポーツ振興の旗振り役を担う。

二宮清純書き下ろし「鈍足ノムさん『本盗』の勧め」更新! 〜Sportsプレミア〜

 スポーツポータルサイトでは新たなスポーツ記事を連日、配信中です。このサイトではJBpress(日本ビジネスプレス)、講談社、スポーツコミュニケーションズの共同運営により、3社がそれぞれ配信している独自の記事を合わせて読むことが可能になっています。このたび、二宮清純の書き下ろしコラムコーナー「清純プレミアム」が更新されました。今回のテーマはです。

伊調、10度目の優勝 川井は準優勝 〜レスリング世界選手権〜

 米ネバダ州ラスベガスで開催されているレスリングの世界選手権は11日、男女5階級が行われ、女子58キロ級では伊調馨(ALSOK)が決勝でペトラ・オリ(フィンランド)に10−0のテクニカルフォール勝ちを収め、連覇を達成した。伊調は準決勝までの3試合をすべて無失点のテクニカルフォールで勝ち上がると、準決勝もフォール勝ち。決勝も含めた全5試合を無失点と田を圧倒した。これで63キロ級時代も含め、世界選手権は10度目の優勝となった。

侍ジャパン、黒田、大谷、山田ら候補選手45名選出 〜プレミア12〜

 世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が11月に日本と台湾で初開催する国際大会「プレミア12」に向けて、野球日本代表の「侍ジャパン」が10日、候補選手45名を発表した。7月に発表された65名の1次候補選手から最年長40歳の黒田博樹をはじめ、前田健太(ともに広島)、大谷翔平(北海道日本ハム)、藤浪晋太郎(阪神)、中村剛也(埼玉西武)、山田哲人(東京ヤクルト)らがロースター入りした。ルーキーでは山崎康晃(DeNA)が唯一選ばれた。今後は最終メンバー28選手を10月上旬に決定する。小久保裕樹監督は「現時点で考えられるベストの45名を選出しました」とコメントを発表した。

吉田、世界大会16大会連覇、登坂もV3 〜レスリング世界選手権〜

 米ネバダ州ラスベガスで開催されているレスリングの世界選手権は10日、男女4階級が行われ、女子53キロ級では吉田沙保里(ALSOK)が決勝でソフィア・マットソン(スウェーデン)を破って優勝し、55キロ級時代と合わせて世界選手権13連覇を達成した。これで五輪(3連覇)も含め、世界大会では前人未到の15連覇。2001年からの個人戦での連勝も200に伸ばした。

最下位・高知、5連勝 〜アイランドリーグ〜

9月9日(水) ◇後期 (高知2勝2敗、高知、296人) 福岡ソフトバンク(3軍)   1 = 100000000 勝利投手 嘉数(1勝3敗) 敗戦投手 笠谷 セーブ   ジェイソン(1勝4敗7S) 本塁打  (ソ)古澤ソロ        (高)アブレイユ2号ソロ、金城雅2号ソロ

第200回 信濃・高橋信二監督代行「大きく育ってほしい外野手・永冨」

 8月から岡本克道監督の辞任に伴い、代行を務めることになりました。現役時代からこの時はこうすると常にシミュレーションしながら試合に臨んでいましたから、指揮を執るにあたって焦りや戸惑いはありません。勝つために何をすべきか、最善策を尽くしたいと考えています。

日本勢、今後を占う戦いが始まる 〜ヨネックスオープンジャパン〜

 バドミントンのスーパーシリーズ(SS)「第34回ヨネックスオープンジャパン2015」が9日、東京体育館で本戦がスタートした。年間12戦開催のSSは五輪、世界選手権に次ぐグレードの世界バドミントン連盟(BWF)公認大会。男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルスの全5種目で優勝が争われる。今年5月からは来夏のリオデジャネイロ五輪の選考レースがスタートしており、上位に進出すれば高ポイントを獲得できるSSは各選手が目の色を変えて挑んでくる舞台である。日本勢も女子ダブルスBWF世界ランキング1位の高橋礼華&松友美佐紀組(日本ユニシス)を筆頭に、男子ダブルス同6位早川賢一&遠藤大由組(日本ユニシス)、男子シングルス同3位の桃田賢斗(NTT東日本)、女子シングルス10位の山口茜(勝山高)らに期待がかかる。

アフガニスタンに6ゴール快勝 〜ロシアW杯アジア2次予選〜

 2018FIFAワールドカップロシアのアジア2次予選(兼アジアカップ2019予選)が8日、イラン・テヘランで行われ、日本代表(FIFAランキング58位)はアフガニスタン代表(同130位)に6−0で勝利した。アフガニスタンの政情不安のため、中立地での開催となった一戦は、日本が前半10分にMF香川真司のゴールで先制。35分にはセットプレーからDF森重真人が追加点をあげる。後半に入っても、香川がこの日2得点目を決めると、FW岡崎慎司の2ゴールなどで突き放して快勝した。 (テヘラン) 【得点】 [日本] 香川真司(10分、50分)、森重真人(35分)、岡崎慎司(57分、60分)、本田圭佑(73分)

愛媛、7連勝でM3 〜アイランドリーグ〜

9月8日(火) ◇後期 (愛媛4勝2敗1分、東予、414人) 香川オリーブガイナーズ  0 = 000000000 勝利投手 ゲレロ(2勝2敗) 敗戦投手 エドワーズ(5勝2敗) セーブ   阿部(0勝2敗9S) 本塁打  (愛)櫟浦1号ソロ

女王・福田、5連覇達成 男子は13歳の田中が初優勝 〜日本オープンスラックライン選手権〜

 6日、国際スラックライン連盟(WSFed)公認大会の「GIBBON 日本オープンスラックライン選手権2015」が東京・二子玉川ライズで行われた。オープンクラスは女子の部で福田恭巳が5連覇を達成。男子の部は中学2年の田中輝登が初優勝を果たした。シニアクラスでは田中の父である健雄が制し、ジュニアクラスは小学2年の林映心が初優勝した。

泉武志(レスリング世界選手権日本代表/愛媛県八幡浜市出身)第1回「夢を諦めきれない不器用な男」

 米国ネバダ州ラスベガス――。言わずと知れたギャンブルの街である。この地には一攫千金を夢見るギャンブラーたちが集う。砂漠地帯にある大都市に、一度は諦めた夢を再び追いかけ、降り立った男がいる。男子グレコローマンスタイル66キロ級日本代表の泉武志(一宮グループ)だ。彼は現地時間7日に開幕する世界選手権に出場し、オリンピックへの切符を掴み取ろうとしている。今大会は五輪種目の各階級5位以内が、まず国別出場枠を獲得。さらに表彰台に上がることができれば、リオデジャネイロ五輪代表にグッと近付く。この4年に1度の夢舞台こそが、泉がマットに戻ってきた理由なのだ。

日本、初のパラリンピック出場ならず 〜IBSAブラインドサッカーアジア選手権〜

 6日、リオデジャネイロパラリンピックのアジア予選を兼ねたIBSAブラインドサッカーアジア選手権が東京・代々木競技場フットサルコートで行われ、日本代表(世界ランキング9位)は、マレーシア代表(同30位)にFP川村怜の2ゴールで2−0で勝利した。グループリーグ(GL)5試合を終え、日本は3勝1分け1敗の勝ち点10で3位。韓国代表(同14位)との3位決定戦に進んだため、上位2カ国までに与えられるリオパラリンピック出場権獲得はならなかった。GL1位の中国代表(勝ち点13)と同2位のイラン代表(勝ち点11)がリオ行きの切符を手にした。 (代々木) 【得点】 [日本] 川村怜(22分、43分)

ジャパン再建人 エディー・ジョーンズ

 ラグビー日本代表(ジャパン)はW杯では1991年のイングランド大会で1勝をあげて以来、2勝目が遠い。4年後に日本開催が迫る中、18日にイングランド大会が開幕する。12年4月から指揮を執るエディー・ジョーンズヘッドコーチ(HC)にとっては、集大成となる大会だ。これまでエディーに率いられたジャパンは、13年6月に強豪ウェールズ代表に初勝利し、同年11月からは日本歴代最多となるテストマッチ11連勝を飾った。世界ランキングも一時、史上最高の9位に上昇(現在は15位)するなど、目標に掲げる「W杯ベスト8」も決して夢ではない。指揮官のフィロソフィーにジャパンのHC就任直前の原稿で迫る。

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