「今年は『アレ』を言わずに、連覇。連覇を第一目標に戦っていきたいと思います」 <この原稿は2024年3月4日号『週刊大衆』に掲載されたものです> キャンプインするにあたり阪神・岡田彰布監 […]
ボクサーにとって、リーチ差はともかく、身長差は必ずしも競争優位性を保証しない。短駆のボクサーが貝のようにガードを固め、低い姿勢を保った場合、攻め口を見つけるのは難しい。 たとえば1970年代後半から80年代 […]
1月にラグビー日本代表ヘッドコーチ(HC)に再就任したエディー・ジョーンズが記者会見やトークショーのたびに気の利いたことを言うのは昔からだ。 1月15日のメディアブリーフィングでは、ゴリラを持ち […]
ある大手出版社の編集者から、翻訳本の解説文を依頼されたのは2003年の秋のことだ。本のタイトルは『マネー・ボール』。主人公はビリー・ビーンというMLBアスレチックスのGMで、セイバーメトリクスと呼ばれる統計学的手法を駆 […]
日米通算203勝の黒田博樹、NPB史上最多3021試合出場の谷繁元信の野球殿堂入りを報じる紙面の片隅に、掛布雅之の落選を伝える記事が小さく載っていた。 <この原稿は2023年2月16日号『週刊漫画 […]
巨人のV9は1965年から73年にかけてだ。内野のレギュラーは一塁・王貞治、二塁・土井正三、三塁・長嶋茂雄、ショート黒江透修。背番号は順に「1」「6」「3」「5」。この中で、最も後発のレギュラーは黒江で、入団当初は「6 […]
全米ボクシング記者協会(BWAA)が選出する2023年の「シュガー・レイ・ロビンソン賞」(年間最優秀選手)に、日本人として初めて井上尚弥が輝いた。 これを受け、井上は「世界中の記者の方々からの評 […]
スポーツにおけるドーピングは試合の公正性を阻害するだけでなく、選手に重大な健康被害をもたらす。どちらも深刻だが、廃人に至るケースもある後者は取り返しがつかないだけに、より深刻だと言えよう。 さる1月29日、 […]
大ベテランの先発投手か、中堅のリリーフ投手か。どちらの選択が正解だったか、それはシーズン後でなければわからない。いや、数年後に判断すべきものかもしれない。いずれにしても、ミソをつけたのは人的補償を行う側の球団だった。& […]
私の大学生活は東京都目黒区にあった南豫明倫館という学生寮でスタートしました。1986年から都下の小金井市に移転しているようです。ホームページを見て知りました。 これもホームページを見て知ったのですが、南豫明 […]
今日1月31日は、ジャイアント馬場(本名・馬場正平)の25回目の命日だ。享年61。本日、都内では故人を偲ぶトークショーが催される。 ケガによりプロ野球を追われた馬場が、力道山が興した日本プロレスに身を投じ、 […]
台湾の総統選で初当選した与党・民主進歩党の頼清徳氏は大の野球ファンとして知られる。贔屓チームは統一ライオンズ。なぜ台湾北部の新北市出身の頼氏が台南市に本拠を置く統一を応援するのか。 「1970年代から80年代 […]
大方の予想通り、ラグビー日本代表ヘッドコーチ(HC)に、前オーストラリア代表HCのエディー・ジョーンズが就任した。約8年ぶりの代表HC復帰だ。 エディーが指揮を執った2015年W杯イングランド大 […]
石川県で最大震度7を観測した能登半島地震から1週間がたった8日、七尾市とサポートタウン協定を結んでいる男子プロバスケットボールB3金沢武士団(サムライズ)の中野秀光社長からLINEを通じて動画が送られてきた。  […]
改革に副作用は付き物である。それを最小限にとどめるための手立ては必要だが、副作用を恐れて前に踏み出さなければ、道行きには現状維持という名の停滞が待っているだけである。 Jリーグは2026~27シーズンから秋 […]
日本におけるプロレスの創始者とも言える力道山が世を去って、この12月15日で丸60年になる。享年39だった。 世を去る1週間前の8日、力道山は赤坂のナイトクラブ「ニュー・ラテンクォーター」で暴力 […]
本拠地のドジャースタジアムで行われた大谷翔平のドジャース入団会見で、最も印象に残ったのは「オーナーを含めて、ドジャースが経験してきたこの10年間を、彼らは全く成功だと思っていない」という発言だった。 ドジャ […]
スポーツ庁は「する」「みる」「支える」を、スポーツ立国戦略の中枢に位置付けている。<アスリートのプレーを「みる」、ボランティアにより「支える」といったところから、「する」スポーツへの興味が喚起され行動へとつながることが […]
12月15日で、力道山没後60年となる。古橋広之進、長嶋茂雄と並ぶ、戦後最大のスポーツヒーローの死は、未だに多くの謎に包まれている。 東京・赤坂の高級クラブで暴力団員に腹部を刺されたのが12月8日の夜10時 […]
38年ぶり、2度目の日本一を達成した阪神。岡田彰布監督は杉山健博オーナーとの会談で「FAとかは眼中にない」と明言した。 <この原稿は2023年12月4日号『週刊大衆』に掲載されたものです>&nbs […]
これほどのオウンゴールは、実際のサッカーの試合でも、なかなかお目にかかれない。事の重大さに気付き、後になってあのゴールはなかったことにしてくれ、というのは、ちょっと虫がよすぎるのではないか。 馳浩石川県知事 […]
日本列島全体がお通夜の会場と化した“ドーハの悲劇”から、この10月28日で、まる30年が経った。 日本にとって初めてのW杯となる94年米国大会出場にあと一歩と迫りながら、ラストワンプレーで涙を飲 […]
関東サッカーリーグ1部に所属する南葛SCの監督兼TDに就任した風間八宏は、ドイツでプレーしていた頃、現地での歯科治療でカルチャーショックを受けたことがある。 そりゃ誰だって、痛いよりは痛くない方がいいに決ま […]
今年の「ユーキャン新語・流行語大賞」の候補に、18年ぶりのリーグ優勝、38年ぶりの日本一を達成した阪神・岡田彰布監督の口ぐせである「アレ(A.R.E.)」がノミネートされた。優勝の隠語だ。 <この […]
一般女性との不適切な関係が報じられた文部科学政務官。有料インターネット公告を巡る公職選挙法違反に関与していた疑いのある法務副大臣。そして税金滞納を繰り返し、4度も差し押さえを受けていた税理士資格を持つ財務副大臣。「適材 […]