富永啓生、憧れのカリーブランドと契約　〜バスケットボール〜

　15日、バスケットボール日本代表の富永啓生がスポーツメーカー・アンダーアーマーが展開する『カリーブランド』との契約を発表、都内アンダーアーマーの販売店で調印式を行った。同ブランドとの契約は４人目、アメリカ人以外では富永が初となる。

「カリーブランド」とは、アンダーアーマーがNBAのスーパースターであるステフィン・カリー（ゴールデンステート・ウォリアーズ）とのパートナーシップ契約によって2020年に設立したすべての若者が平等にスポーツを親しむことをミッションに掲げるパフォーマンスブランドだ。同ブランドの契約者はカリーのほか、NBAサクラメント・キングスのディアロン・フォックスに続き、今年３月に全米大学体育協会（NCAA）サウスカロライナ大学に所属する女子バスケットボールプレーヤーのミレーシャ・フルワイリーと契約を結んでおり、富永が４人目。アジア人としては初の締結となった。

「信じられなくて、すごくうれしい気持ちでした。一番尊敬している選手のブランドからオファーをもらえるのは光栄なこと」と富永は喜んだ。アンダーアーマーと、カリーブランドの繋がりは2018年。愛知・桜丘高校在学時にイベント参加。アンダーアーマーの日本総代理店・ドームの北島義典代表取締役CEOは契約理由を「アメリカで大型選手に立ち向かう、彼の果敢なチャレンジ精神に共感しまして、このたび契約させていただきました」と語った。

（文・写真／杉浦泰介）

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